出力レベルが低いなー...          戻る
各写真はクリックすると拡大します。
2048Hz,4096Hz,262KHz,1048KHzは第2高調波とのレベル差が少ない。
1700MHzのデータからは67MHzの高調波が1GHz以上まで存在する。
2MHz以上はHF帯ならば実用範囲。
VHF以上でDBMを使用する場合はBPFが必用。
出力レベルが−6dBm程度なのでAMPとBPFの必要性を感じる。

2048Hz       4096Hz       262KHz      524KHz      1048KHz
-18.8dBm      -11.6dBm     -11.2dBm     -7.2dBm     -8.4dBm
     

2097KHz      4194KHz     8388KHz      16MHz       1700MHz
-5.6dBm      -5.2dBm      -5.6dBm      -8.4dBm      -8.4dBm
    


これでは使えない!
R16を外すとレベルは+2dBmになるが、
第2高調波は悪化する。
4194KHz      4194KHz
s-R16-0      s-R16-1
2nd=-15dBm   2nd=-50dBm
 



*** ちょっとした改造 ***
キットの初期状態ではレベルが低いので                戻る
0dBm以上にならないかと実験してみました
Vsatが5V位なので電源が5Vだと飽和しやすいので
回路図にも有るようにバッファーアンプ電源を12Vにして
入力抵抗比を替えたらレベルがぐーんとあがりました
但しレベルと高調波とのかねあいをATTで調整する必用が有ります
+6dBm       +0dBm
4MHz         14.9MHz
   

DDSキット     DDSキット改造
  

周波数レベル差はFETのゲート入力容量が8pF(実測)有るためと思う
共振回路を入れて帯域幅を狭くするか
IDSSが20〜30mA程度の入力容量の小さいFETと交換すると
改善されると思う
↑↑↑ これなら使えそう (^o^) ↑↑↑



*** 真空管式 ***
真空管式無線機には、ちょっと違った工夫が必要と思う
50Ω 0dBmだと0.63Vppなので
10Vpp必用な場合24dBmにするか(250mWは送信機になれる)
12.8KΩ 0dBmということになるかな???
3.15KΩ 6dBmというのもある
コリンズの場合外部VFOが100オーム終端なようなのでやっぱり24dBmかな



**** 意外な事実 ****
DDSキットは16.7MHzまでしか発振できないと思っていたら
ダイアルをどんどん廻したら33MHzまで発振できることを発見
でもLPFが20MHzに設定してあるので現在はこれが限界
パラレルSWが24ビット実装なので16.7MHzが限界ですが
実際はパラレルもシリアルデータも26ビットなので
よく考えてみれば当たり前
でも33MHzから上は2つの周波数に分かれる??
Fmax=Fosc/2
Fout1=Fosc/2^26 x D(設定値)
Fout2=Fosc−Fout1
実はこの2つの周波数が常に出ているらしい
   




余談!
HP−33120A ファンクションジェネレータの特性は意外によかった
これもDDSかな?? しかも0.1Hz単位もすごい
−2dBm      4MHz      0dBm
2nd=-60dBm
3rd=-55dBm