備忘録
錯誤がある場合はご容赦ください。
2009年に周波数高精度病にかかって約1年
バラックで5台同時にエージングをしていました。
多忙で忘れていましたが2022年8月終活中
測定器はHP53132A周波数カウンター
アマチュアが入手できる高精度カウンターと思います。
周波数基準は
GPSDOサンダーボルト_タカチケース組付け
ルビジウム発振器LRO−101
OCXO134−10発振器
GPSDO精度が1E−12と思っていたら
意外とふらふら周波数変動がある。
ルビジウム発振器は短期安定度良好であるが発熱が大きい。
OCXO発振器はエージングが大事!!

ルビジウム発振器の短期安定度_ゲート時間=10秒


GPSふらふら周波数_ゲート時間=10秒

2800秒付近の周波数変化は共通ノイズ?
または基準周波数の振動ノイズ?

25時間計測_ゲート時間=1000秒

LPROは徐々に周波数変化GPSDOは一定の偏差で推移しているように見える

長時間計測は精度が上がりそうですが根気がいります。
そのデータを使って手動補正をするのは10秒ゲート時間が限界のような気がします。
24時間自動補正すればもっと精度が上がると思いますが
温度管理、無停電電源、電源雑音フィルター、振動(オーディオ振動は天敵)
これらの対策は趣味の領域を超えています。
LPROは磁界の影響を受けるのでその対策も必要かな?

GPSDOはZS3801Aとサンダーボルトも所有していましたが
ヤフオク放出しました。
今手元にあるのは中華製安物GPSDO1台です。
ルビジウム発振器は検証用に2台所有しています。
OCXO発振器も2台組み込みを所有しています。
セシウム原子周波数標準器があれば試してみたいですが
趣味の領域ではやめておきます。
HFのアマチュア無線では1Hz分解能で十分(1E−6)
1296MHzの1Hz分解能だと1E−9かな

スペアナによるノイズ測定
OCXO134−10発振器


ルビジウム発振器


GPSDO

ノイズはルビジウム発振器<OCXO134−10発振器<GPSDO
という感じがする。

周波数基準はJJY40kHzまたはJJY60kHz
も検討しましたが1秒クロックの監視と電離層影響
を考えると24時間単位で根気よく測定する必要がある。
10MHzから1ppsを作る基板を作ってみました。
根気がいりすぎるので諦めました。